2023年の阪神タイガースの選手の打率の推移をみていきたいと思います。
2023年シーズンの阪神タイガースの打率推移
打席数の上位8名(スタメン)
まずは、打席の上位選手はスタメンになっている可能性が高いので、8位の選手を抜き出します。
順位 | 選手名 | 打席数 |
1 | 中野 | 575 |
2 | 大山 | 513 |
3 | 近本 | 501 |
4 | 佐藤輝 | 486 |
5 | ノイジー | 475 |
6 | 木浪 | 408 |
7 | 森下 | 333 |
8 | 坂本 | 243 |
2023年選手別の打率推移
下記図は縦軸が打率で横軸が日付を表しています。その時点での打率をグラフにしていますので、7月まではブレ幅が大きいですが、その後はおおよそ修練して2割3分から3割あたりに修練していきます。それよりも打率の低い人はスタメン落ちしていくので、プロの1軍では、その程度の打率が必要になっていくのがわかります。
打率視点で3グループに分類
阪神タイガースのスタメン8選手は、打率でみれば3選手に分類できそうです。
第1グループ:高打率選手 大山(一)、中野(二)、近本(中)
この3選手は打率280以上で、シーズンを通して活躍しました。シーズン通して活躍できないと打率280をキープするのは難しいようです。
第2グループ:木浪(遊)、佐藤輝(三)
打率260以上のグループです。木浪選手は8月までは第1グループでしたが、9月以降少し調子が落ちたのがわかります。一方で佐藤選手は7月以降調子を上げ、シーズン終了まで打率を上げていきました。
第3グループ:ノイジー(左)、森下(右)、坂本(捕)
打率250未満のグループです。特徴的なのは森下選手です。前半は出番はあまりありませんでしたが、7月以降出番を増やすとコンスタントに成績を残し、打率を上げていきます。優勝決定後は少し成績を落としてシーズンが終了しましたが、森下選手の活躍は大きかったと思います。
優勝に向けての原動力となった選手
優勝に向けて、大山、中野、近本、木浪選手は高打率を残し、佐藤、森下選手が調子をあげて良い状態をキープして、優勝に向かっていったのがわかります。8月以降の好成績は佐藤、森下の2選手の活躍が大きいと思います。
一方で、優勝が決まった後、木浪選手、森下選手は打率を落としているのがグラフからわかります。優勝に向けて集中しているときと、優勝がきまった後では集中力が違うようです。
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