2023年シーズンのオリックス・バファローズの打率推移
打数の上位8名(スタメン)
まずは、打数の上位選手はスタメンになっている可能性が高いので、8位の選手を抜き出します
順位 | 選手 | 打席数合計 |
---|---|---|
1 | 中川圭 | 506 |
2 | 紅林 | 443 |
3 | 宗 | 428 |
4 | 頓宮 | 401 |
5 | 森 | 384 |
6 | 杉本 | 339 |
7 | 茶野 | 312 |
8 | ゴンザレス | 299 |
2023年選手別の打率推移
下記図は縦軸が打率で横軸が日付を表しています。
4月や5月はブレ幅が大きいですが、その後はおおよそ2割3分から3割あたりに収束していきます。打率の低い人はスタメン落ちしていくので、プロの1軍では、このレンジの打率が必要になっていくのがわかります。
第1グループ:高打率選手
頓宮選手と森選手が3割近い成績残しています。
森選手は調子を少し落としてきた7月に一時期離脱しましたが、復帰後も好成績をキープしています。
頓宮選手はシーズンを通して3割を超える高い成績を残しておりましたが、シーズン途中で離脱となってしまい残念です。
第2グループ:2割6分以上
紅林選手、中川圭選手は2割6分を超えてよい成績となりました。この2選手は打数がチームで1位、2位となっており、シーズンを通して活躍し、優勝を支える原動力になったと思われます。
紅林選手は5月以降好成績を残しており、夏ごろに少し打率を下げましたが、シーズンを通して活躍しております。
中川圭選手は7月ごろから打率をあげ、シーズン終了に向けて打率を上げていきました。この2選手が安定した成績を残したところが大きかったと思います。
第3グループ:2割5分未満
打率250未満のグループです。宗、杉本、茶野、ゴンザレス選手です。杉本、茶野、ゴンザレスの3選手はシーズン中に試合にでていない期間があります。
優勝に向けての原動力となった選手
打率のグラフだけでみると、頓宮選手と森選手の好成績で、シーズンを通して活躍した紅林選手、中川圭選手の2選手の働きが大きいと思います。
一方で、その他の選手については出場機会が少なく、メンバーを固定できていないように見えます。得点の数が他チームに比べて特別大きくないことから、打ち勝つチームというよりも、失点数が少ないことから、オリックスは投手力で勝ってきたといえるかもしれません。
コメント