日本ハム、まさかの大逆転なるか!?ソフトバンクに王手も、流れは完全にハムへ!
セ・リーグでは阪神タイガースが日本シリーズ進出を決めた一方、パ・リーグのクライマックスファイナルステージでは、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズの激戦が続いています。
ソフトバンクが第1戦、第2戦を制し、アドバンテージの1勝を加え3勝0敗と王手をかけましたが、そこから日本ハムが第3戦、第4戦を連勝!シリーズはソフトバンク3勝対日本ハム2勝と、日本ハムが怒涛の追い上げを見せ、状況は一変しました。
【第4戦終了後のシミュレーション結果】
勝利チーム | 4勝0敗 | 4勝1敗 | 4勝2敗 | 4勝3敗 | 合計勝利回数 | 勝利確率 |
日本ハム | (発生なし) | (発生なし) | (発生なし) | 24,167回 | 24,167回 | 約24.17% |
ソフトバンク | (発生なし) | (発生なし) | 50,559回 | 25,274回 | 75,833回 | 約75.83% |
※日本ハムは現在2勝3敗のため、4勝0敗、4勝1敗、4勝2敗での勝利は発生しません。ソフトバンクは現在3勝2敗のため、4勝0敗、4勝1敗での勝利は発生しません。
シミュレーション結果では、依然としてソフトバンクが勝利する確率が約75.83%と高いものの、日本ハムが2連勝したことで、日本ハムの勝利確率は約24.17%まで上昇しました。これは、第2戦終了時点の約6%と比較して、大きく可能性が高まったことを意味します。
注目すべきは、「ソフトバンクが4勝2敗」(実質あと1勝)で日本シリーズ進出を決める回数が50,559回と最も高くなっています。これは、次の第5戦でソフトバンクが勝利すれば、その時点でシリーズが決着する可能性が約半数に達することを示しています。
しかし、日本ハムがこのまま「4勝3敗」(実質あと2勝)で逆転勝利するシナリオも24,167回と、無視できない数字です。これは日本ハムに「まだ行ける!」という希望を与えるデータと言えるでしょう。
【イニング得点確率の比較(試合前と同じ)】
- 日本ハム:0点(75.27%), 1点(14.62%), 2点(5.37%), 3点(3.19%), 4点(0.70%)
- ソフトバンク:0点(76.24%), 1点(12.79%), 2点(6.39%), 3点(2.29%), 4点(1.42%)両チームの基本的な得点力は拮抗しているものの、このシリーズでは日本ハムがここ2戦で効果的な攻撃を見せ、ソフトバンクの優位性を切り崩しています。
【今後の予想】
データ上は依然としてソフトバンクが日本シリーズ進出に最も近い位置にいますが、シリーズの流れは完全に日本ハムに傾いています。
ソフトバンクは、日本ハムの勢いを止めるため、次の第5戦でエース級の投手を投入し、何としても勝利をもぎ取って日本シリーズ進出を決めたいところです。もしここで日本ハムが勝利し、3勝3敗のタイに持ち込めば、シリーズは第7戦までもつれ込み、完全に日本ハムに勢いがある状態で最終戦を迎えることになります。
日本ハムは「下克上」への機運が高まっており、この勢いを維持できれば、データ上の不利を覆す大逆転も十分に考えられます。第5戦がこのシリーズの最も重要なターニングポイントとなるでしょう。
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